いつものように始まる　変わり映えのない1日
鏡に映る自分の顔に　遠い日を見つけた

誰もが通う青春　駆け上がって笑って生きてた
たとえ泣いても必ずや来る　すてきな未来夢見た

あの頃の自分やけにまぶしく
ゆらめく　ときめく　イルミネイション

少しさびしくも懐かしく
もう帰ること出来ないはずなのに

気づいたらこんな片隅で　生まれた町とは無縁で
見失いそうになりかけた　たった一人の自分さえも

いつの間にか忘れた　果てなく広がる青空
見上げるだけで助けてくれる　ビルの間に隠れてる

夢中になって追いかけた後
去りゆく　消えゆく　イミテイション

少し痛いけど　ほろ苦く
もう信じること出来ないはずなのに

気づいたらほんの片隅に　柔らかな光差し込んで
色づき始めた部屋の中　見つめてくれる君が居た

気づいたらこんな片隅で　生まれた町は遠いけれど
新しい思い出探しながら　訪ねてみたい君と二人

弾き語り:セキシュウ / イラスト:己珠恵 / 映像制作:メディアムーラ